奇跡の一戦

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雪が降り止まないですね。

 

雪国では、雪の影響による事故が続々と起こっているみたいですので、私も注意していきたいと思います。

 

 

昨日のニュースで衝撃的なタイトルが私の目に飛び込んできました。

 

加藤一二三九段 引退か?

 

今では将棋を分からない方でも知らない人がいないのではないかというくらい知名度が高い人気棋士です。

 

バラエティ番組などによく出演する事が多いみたいですね。

 

私は部屋にテレビがないのであまり分からないのですがw

 

加藤一二三九段は現在順位戦C2におり、なんと77歳との事です!

 

77歳で順位戦を戦っているという事は人間業では考えられない程凄いことです。

 

 

順位戦は、C2<C1<B2<B1<A という5クラスで構成されており、一番下のクラスなのですが、プロ棋士になったばかりの若手実力派が毎年入ってくるという、個人的にはC1やB2よりも過酷な気がするクラスなのです。

 

ちなみにC2でも成績が悪かったら、フリークラスという場所で戦う事になります。

 

なので、てっきり加藤九段はC2で成績が悪くてもフリークラスで戦うとばっかり思っていたので、引退の2文字には驚きました。

 

なにやら、引退規定には年齢も関わっているらしく、加藤9段の歳でフリークラスに落ちると、即引退になるらしいのです。

 

という事は、先日行われた藤井四段との14歳VS76歳対決が実現するのは、ほとんど奇跡に近い確率だったのではないのでしょうか。

 

機械で厳正に抽選して決まったカードなのですが、加藤九段が引退する可能性を考えると、正直、厳正に抽選しなくても見てみたいという気持ちが将棋ファンにはあったのではないのでしょうかw

 

どちらも中学生棋士になったという新旧天才棋士同士の一戦は言葉では表せない程、感慨深いものがあります。

 

77歳まで、順位戦を頑張って戦ってきた加藤九段。

 

史上最年少で三段リーグを駆け上がってきた藤井四段。

 

この対局を見れることが出来て私は本当に幸せものです。

 

ありがとう!加藤九段!藤井四段!

 

こういった人間同士でしか味わえないドラマがあると、いくらAIが発達しても将棋の魅力は半減しないのではないかと思っています。

 

私に子供が出来たら、将棋を教えて色々語り合いたいです。

 

彼女には無理に将棋を教えるのはやめてと言われいるのですがw

 

お酒を飲みながら、子供と将棋を指すのが私の夢なのですw

 

今では、女流棋士も仕事が多くなっており、男でも女でも将棋を教えるのはそんなに悪くないかなと思っているのですがw

 

では、またです!