思っていても言葉に出したら終わり

今日はとことん寒いですね。

 

こんな日は、室内で将棋をするに限りますよね。

 

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2016年は将棋界にとって、激震の年になりました。

 

三浦九段のAI不正問題です。

 

ニュースでも大々的に取り上げていましたから、普段将棋に興味を持たない方でも記憶に残ったのではないでしょうか?

 

結果としては、三浦九段の不正に関する証拠は出てこなかったのですが、本人からしたら、とんだとばっちりになってしまいました。

もはや、とばっちりという言葉では片付けられないくらい悪いイメージがついてしまいましたが。

 

ニュースを知らない方に端的にいうと、将棋のパソコンソフトを使用し参考にしながら、対局をした疑いがあったという事です。

 

今の時代は、残念ながら、パソコンソフトvsプロ棋士で対戦すると、ほぼパソコンが勝利します。

 

電王戦などで結果も出ています。

 

そういう現実がありながら、電子機器持ち込みの規定を厳格にせず、将棋連盟の対応が遅れた事が原因なのに、三浦九段が使用してるかもしれないで、罰を与えたのはゲスの極みではないでしょうか? 

 

厳密には三浦九段が自主的に辞退したような流れになっていますが、はたから見れば将棋連盟の責任は明らかです。

 

発覚する前に、トップ棋士など数人で会議をしたらしいのですが、それもおかしい話ですよね。

 

将棋が強いからといって、一個人の人生を変える権利があるのでしょうか。

 

たしかに、どこの分野でもある程度結果を出している方は、発言権が強いのは分かります。

 

しかし、それはその分野に限った事で、人が機械を使用したかしてないかに関しては全く関係ないのではないでしょうか?

 

将棋が強い下手は関係ないですよね。

 

とんでもない事です。

 

TVなどでも明らかに三浦九段が悪いような放送の仕方をしてしまったら、将棋を知らない方は勘違いをしてしまうでしょう。

 

私も友人から実際に言われました。

 

対局中に何十分も何回も席を外すのは確かに怪しいよね。っと。

 

 

いやいや、1日の将棋の対局時間分かってるの!?

 

一人の持ち時間分かってるの!?

 

5時間ある対局なんてザラだよ!!二人合わせたら10時間とかだよ!?

 

プラス昼食夜食の時間も加わるんだよ!?

 

 

きちんとテレビで、中間の立場を取っている放送をしていたらこんな事にはならなかったのではないかと思っています。

 

 

世界的にみて、日本はテレビの情報を鵜呑みにしてしまう方が多いらしいです。

 

テレビを疑って観る習慣がないらしいのです。

 

私もその事に気づいてからは、基本的にはテレビ側の視点で考えて観るようにしています。

 

世界が違ってみえてくるのでおすすめです。

 

ではまた!